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安心レポート

Sunmedical Safety Report

吸引器の通電・吸引不良

【フィジオバック、エンドバック400】

吸引器を使用する際、下記のような通電不良・吸引不良を感じた場合は、以下をご確認ください。
・吸引器のポンプは正常に作動しているにも関わらず、一部だけ吸引圧が弱く感じたり吸引しなくなった場合
・以前より電気の刺激が弱く感じられたり、一方のチャンネルだけ刺激をまったく感じない場合


吸引口に汚れ・錆・ゴミ等が付着していませんか?
(通電不良・吸引不良の原因)
スポンジからの水や、バキューム電極ケーブル内に溜まった水垢・ゴミが吸引口に詰まったり電極に付着することで、通電・吸引不良の原因となります。
1日の通電終了後はケーブルを取り外し、通気の良い場所で保管します。本体の吸引口にある電極は綿棒で拭き、水気や汚れを除去します。


本体の吸引口/吸引口にある電極

スポンジがボロボロになっていませんか?
(吸引不良の原因)
経年劣化により、スポンジの表面がボロボロになってしまい、そのクズを吸引すると吸引不良の原因となります。また、長い間使用するうちに潰れてしまったスポンジは、カップの中で隙間ができてしまい通電不良を発生させる原因にもなります。スポンジが、ボロボロになったり潰れている場合は、新しいものと交換します。

ケーブル・カップの汚れや断線はありませんか?

(通電不良の原因)
バキューム電極ケーブルの汚れや断線、カップの錆が、通電不良の原因となります。片方のチャンネルで出力不良を感じた場合は、正常な出力のチャンネルに接続しているケーブルもしくはカップを差し替えてみて下さい。差替え後、出力が正常になった場合は、ケーブルやカップの不良が考えられます。
[例] チャンネルⅠの出力異常を感じた場合、チャンネルⅡのケーブルで確認してみてます。

日頃のお手入れ方法

◆吸引口の電極
1日の通電終了後はバキューム電極ケーブルを取り外し、通気の良い場所で保管します。吸引口にある電極は、綿棒や細い針金(クリップを伸ばした物で構いません)等で、水垢やゴミを除去します。
【ご注意】
長い針金等をご使用になる場合は、吸引口に接続しているチューブに刺さってしまう恐れがありますので、注意して行って下さい。

◆バキューム電極ケーブル
ケーブル内には、スポンジのクズや汚れが溜まりやすいので、ケーブル内を流水で洗い流し、その後、吊るして水抜きをします。
タオルまたは雑巾等を下に敷きケーブル内を乾燥させます。