今回から腰痛に関する通電法をシリーズでお送りさせていただきます。その第1回目の通電方法は「生物学的電導療法」です。
この通電方法は勉強会でもご紹介しておりますのでご存じの先生方も多いと思いますが、アキュスコープのバイオフィードバック機能を活用し、患者さんの訴える痛みの患部だけでなく、患側と健側の両方の情報をアキュスコープに入力させ電気的な乱れを整える通電方法です。患者さんの訴える痛みの患部を通電しても効果がなかったり、直後効果はあっても戻りが早い場合、その他痛みの原因が特定できない場合等に有効ですので改めてご紹介したいと思います。
【生物学的電導療法】
アキュスコープによる生物学的電導療法は、人間の生体組織における電気伝導率や健康的な働きに欠くことのできない電気の必要性を証明しました。痛みがある部位に適切な電気を流し、治療後患者の痛みが消失、もしくは減少しているのかどうかを診ることで電気の働きを立証したものです。
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(腰痛)
使用機種:アキュスコープ
周波数:80、160 Hz
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※両足裏に大型プレートを使用しますが、効果が感じられない場合は上肢に問題があるかもしれませんので、その場合は両手掌に変更し通電します。
※上記の方法は腰痛に限らず原因が特定できない全ての疾患に対して有効です。