2月14日、倉本聰氏率いる富良野GROUPによる舞台『明日、悲別で』(中日新聞社等主催・鍋清株式会社、弊社協賛)が、名古屋のウインクあいちで上演されました。昼夜2回公演で観客数1,300人と本当に多くの方にご鑑賞いただきました。
劇中では、出前役の方が昼公演では弊社代表の「岩田」、夜公演は「サンメディカル」とセリフを変える場面もあり、その日、その地域や雰囲気によって変えていく生ものの演劇に触れ驚きとともに大変ありがたく感じました。
また、心の琴線に触れ涙した方も多かったのではないでしょうか。終演後のステージには倉本聰氏も登場し、クライマックスから沸き起こった拍手が、一段と大きく会場内に響きわたりました。
私どもサンメディカルでは、これからも社会貢献の一環としてメセナ活動を続け、常日頃お世話になっているお取引先様との絆を深めていくとともに、心豊かな社員の育成を目指し、常に成長し続けて参ります。
■内容 |
倉本聰氏は、プロの脚本家と役者を育成するために、1984年北海道・富良野市に私塾「富良野塾」を設立。2010年、富良野塾は発展的解消をし、現在は、塾を卒業し、研鑽を重ねた俳優とライターによる集団「富良野GROUP」として活動している。本公演「明日、悲別で」は、炭鉱町の閉山と住民のその後の暮らしや想いを、東日本大震災による原発事故の影響などを交えながら描いた作品で、人が持つべき「希望」について問いかける内容。1985年の「昨日、悲別でオンステージ」、1990年「今日、悲別で」を経ての三部作。 【STORY】 二十年前に閉山した炭坑の町、悲別。散り散りになった若者たちは、2011年大晦日、閉山の日の約束を守って今や破綻寸前のこのふるさとに集ってくる。 彼らの交わした約束とは、大昔この炭坑の第一坑道の地下三百メートルの地底に人達が埋めたという「希望」を封印したタイムカプセルを、みんなで探しに潜ろうということ。だが二十年の歳月は、若者たちを変えてしまっている。 福島の原発労働者となって津波と爆発に遭遇した者、懸命にふるさとにしがみつき空しい町おこしに励む者、そしてこの町の町会議員になり、原発汚染の福島の瓦礫を引き受け、廃坑の地下一千メートルに石棺に入れて閉じ込めようと策す者。 三百メートルの地下に希望があり、千メートルの地下に今絶望を埋めようとしている悲別。 約束を守った二人の若者が、空しくしか思えない希望を求めてかつてのなつかしい第一坑道へ二人っきりで入って行った。 |
翌15日は、西宮に向かうキャストの皆様をお見送りに行きました。 前日の疲れもみせず、皆さん笑顔で名古屋を出発されました。 全国ツアーを「痛みなく」乗り切っていただこうと、キャストの皆様に、当社のスポーツジェル『アイスパワーコールドジェル』を差し入れさせて頂きました。