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安心レポート

Sunmedical Safety Report

粘着パッド　使用上の注意

【ハイチャージ】

ハイチャージで粘着パッドをご使用頂く際に、誤った使い方をしますと火傷発生等、事故に繋がる危険性が非常に高くなりますので、以下の注意点をご理解の上、正しくご使用頂きますようお願いいたします。

●必ずハイチャージ専用の粘着パッドを使用します。
●『P1』および『SimulFAMi』での通電には、粘着パッドは使用できません。

【1】仕様による最大電流の違い

粘着パッドには２種類あり、それぞれ最大電流の値が異なります。低周波治療器を使用する上で電極に流せる電流の許容値は、『2mA/c㎡』です。この許容値を超えて電流を流すと火傷発生の危険性が高くなりますので、絶対に超えないようご使用下さい。

長方形(50×90mm)
最大電流 『80mA』

SimulFAMi正方形(50×50mm)
最大電流 『50mA』

 

【2】使用期限と使用回数

粘着パッドには使用期限があります。また、安全な通電を行って頂くために使用限度回数を「10回以内」としていますので、期限内に10回以内でご使用ください。

粘着パッドは消耗品です。使用するうちに粘着力が低下し皮膚につきにくくなります。粘着力が低下した状態で使用しますと、粘着パッドに流れる電流が一部に集中してしまい、火傷に繋がる恐れがございますので、ご注意ください。
使用限度数を超えていない場合でも粘着力が低下した粘着パッドは使用を中止し新しい粘着パッドに交換して下さい。

※各電極には「警告シール」を貼付していますので、ご使用前にご確認ください。
●「許容電流値」は中央に 明記　●「使用期限」は左下に明記

 

【3】粘着面への液体（水等）の塗布禁止

粘着パッドの粘着力をアップさせるために、粘着面を水で洗ったり、液体を塗布したりしないで下さい。導子の粘着面に液体（水等）を塗布しますと火傷事故に繋がる恐れがあります。

※弊社の実験において、粘着パッドの加熱により、発火することがありました。これは、粘着パッドのコードとパッド本体の接続部の通電性が著しく低下し発生したものです。


【4】保管場所

粘着パッドは熱に弱く、変形や変色してしまうことがあります。未開封のものや長期間使用予定のないものは、付属の袋に入れて完全に封をした状態で、冷蔵庫などの冷暗所（5～25℃）で保管して下さい。