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安心レポート

Sunmedical Safety Report

充電方法について

【アキュスコープ】

アキュスコープシリーズにおいて、突然、使用時間が短くなってしまった場合、原因の多くは、バッテリーの劣化により性能が著しく低下しているためです。各機種ごとに、バッテリーのタイプ、性能、充電・放電の方法が異なりますので適した方法で、充放電を行ってください。誤った方法で充放電を続けますと、バッテリー劣化・寿命低下の原因となりますのでご注意ください。



●アキュスコープ80L/マイオパルス75L

MF型鉛蓄電池  ※自動車のバッテリーと同タイプ

使用しない時は常に充電します。

(1)放電後はすみやかに充電します。
(2)過放電を避けてください。

ローバッテリー警告が発生したらすぐに充電を行います。

バッテリーの寿命
電池容量が定格の80%に低下するまでに可能な充放電回数は400回程度といわれています(シール型電池の場合)。これが電池寿命の目安となります。浅い放電の段階で充電すれば、寿命は延びますが、逆に深すぎる放電から充電すると寿命は大幅に短くなります。この場合、10回未満で使えなくなることがあります。また、放電後すぐに充電せず放置すれば、著しい寿命の低下が起こります。電池の寿命は使用状況などにより大きな差が出ますが、使用後はすみやかに、こまめに充電することでバッテリーを長く使用することができます。
※[定格の80%]  公称容量のバッテリー容量18.4Ahr程度


バッテリー容量:2.3 Ahr (定格電圧:24V)

消費電流通電時:約180mA/ 電源ON時:約130mA
連続通電可能時間:約10時間
ローバッテリー警告電圧:21.0V/機器作動停止電圧:20.0V
充電電流:最大約400mA

充電中の状態


『ON CHARGE』と 『HI CHARGE』が点灯

充電終了時の状態
『ON CHARGE』 が点灯、 『HI CHARGE』 が消灯


●アキュスコープキャリー

ニッケルカドミウム蓄電池  ※旧携帯電話のバッテリーと同タイプ

ローバッテリー警告が点灯後、 充電します。

(1)できる限り放電させた上で充電します。

毎日充電する場合は、週1回程度、放電させてメモリ効果をなくすようにします。

(2)過充電を避けます。

機器停止状態から約10時間の充電で満充電になります。

バッテリーの寿命
ニッカド電池は、500回程度充電ができますが、使い切らないうちに充電することを繰り返すと、メモリ効果と呼ばれる電池容量が減ってしまう現象が発生します。
この場合、電池電圧が定格どおりであっても、供給電流も少なく、使用時間は極端に短くなります。電池は極力使ってから充電して下さい。
もし、メモリ効果が起きてしまっても、何度か「使い切る・充電する」を繰り返せば元通りになります。充放電を数回繰り返しても回復しない場合は、寿命となります。


バッテリー容量:700 mAhr (定格電圧:24V)

消費電流 通電時:約90mA/ 電源ON時:約50mA
連続通電可能時間:約6時間
ローバッテリー警告電圧:19.0V/機器作動停止電圧:18.0V
充電電流:最大約70mA

※09年4月以前納品分は、機器作動停止電圧の設定がありません。
 ローバッテリーが点灯したら充電を行います。

充電中の状態

『ON CHARGE』が点灯

充電終了時の状態
終了後でもランプは消灯しませんので、10時間経過後、充電を終了してください。