冬季の早朝等において、エレサスが室内で冷やされている状態で使用した場合、稀に刺激を弱く感じる方がいらっしゃいます。これは機器内部に使用している電子部品が一時的に低温度に影響され、出力電流が若干低下したもので故障ではありません。
適正温度(室内温度)に近づけば、出力電流は正常になりますので安心してご使用ください。冬季における使用時の注意点は以下の通りになります。適正温度内で不具合が頻発する場合は、他の原因が考えられますので恐れ入りますが弊社までご連絡ください。
エレサスは、機器内部の電子部品の特性により、作動時の環境条件を20℃~35℃としています。冬季の早朝等は、機器の冷却状態が長くなりますので、適正温度(室内温度20℃以上)を目安にご使用ください。
エレサスを院内で使用する際は、患者様が来院される前に、室内温度を適正温度になるよう調整しましょう。また、院外でエレサスを使用する際は、専用キャリーケースのご使用をお奨めいたします。
●乾燥
冬季は、夏季に比べて患者様のお肌が乾燥していることもあり、刺激を強く感じる方もいらっしゃる場合もあります。また、通電時に使用する電解液の乾燥などにも十分注意のうえ、ご使用ください。
●結露
精密機器全般に言えることですが、冬季は結露が発生しやすい時期ですので、注意が必要です。結露が発生すると、機器の表面だけでなく基板表面にも水滴が付着する場合があり、故障や誤作動の原因になります。
万一、結露が発生してしまった場合は、絶対にその場でメイン電源を入れないでください。エレサスを暖房が効いている乾燥した暖かい場所に置き、十分乾燥させてから使用します。
エレサスを乾燥した暖かい場所に置き、
十分、乾燥させてから使用します。