先端合金チップは、電解液やブラスワックスを使用した後、乾燥した液剤がネジ山に詰まってしまう場合がございます。そのまま長期間放置しますと腐食及びプローブ故障の原因となりますので、定期的に清掃をお願いいたします。
先端合金チップのネジ山に汚れが付着している場合、チップを締め込む際に固くなります。
チップ取付時に通常より固く感じた場合は一度チップを外し、汚れを除いてから再度取り付けます。そのまま強く締め込んでしまいますと、ネジ山やプローブ部品の破損ほか、汚れが固着してしまう恐れがあります。
また、汚れがついたまま長期間放置すると腐食し、接触不良を引き起こす原因となります。各プローブにチップを取り付ける前には、目視でご確認いただき、汚れを取り除くようにしてください。
先端合金チップのネジ山に汚れが付着している状態。電解液やブラスワックス等が乾燥した場合、汚れが見えづらい場合があります。
汚れは、期間が経つと固くなり取り難くなってしまいます。
故障につながる可能性もより高まりますので、1週間に一度は、チップを取り外しネジ山の汚れを清掃しましょう。状況によっては、取り除くのが難しい場合もありますので、ブラシ等を使い清掃します。また、汚れが固くなってしまった場合は、ぬるま湯に浸けてから清掃を行うと取りやすくなります。